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立命館大学(草津キャンパス)と近くを走る京滋バイパスの下に,古代製鉄遺跡が保存されています。前者は「木瓜原(ぼけわら)遺跡」,後者は「野路小野山製鉄遺跡」で,7世紀末〜8世紀初頭のものとされます。
木瓜原遺跡は,立命館大学びわこ・草津キャンパスの造成に伴う発掘調査により検出されました。
また野路小野山遺跡は,京滋バイパス建設に伴う発掘調査において発掘中に発見されました。これらは,古代の工業生産のみならず,古代律令国家の建築を考えていくうえで,貴重な資料と考えられることから,発掘調査が行われた当時のままの状態で保存されています。
(現地資料より)
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| (1)立命館大学でグラウンド下に保存されている製鉄遺跡(木瓜原遺跡) |
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| クインス スタジアム |
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遺跡への入口部 |
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| 遺跡へは階段を降りて行きます |
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遺跡はさらにこの先です |
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| (室内は22℃,湿度70%に保たれていました) |
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(2)京滋バイパス下に保存されている製鉄遺跡(野路小野山製鉄遺跡)
『野路小野山製鉄遺跡は,京滋バイパス建設に伴う発掘調査において,製鉄炉が10基,燃料用の木炭を焼く木炭窯が6基,大鍛冶跡1基,柵に囲まれた管理用建物が1棟,工房跡11基など,古代の製鉄にかかわる一連の遺構が揃って見つかったことから,昭和60年に国の史跡に指定されました。平成12年度には2号炉の調査を行い,本遺跡の製鉄炉は長方形箱型炉であることが明らかになりました。また京滋バイパスの北側で実施した平成17年度の調査で,新たに4基の製鉄炉が見つかっています。
本遺跡は製鉄炉は製鉄炉を整然と並べ,極めて良質の鉄鉱石を用いるなど,周辺の製鉄遺跡と比べて格段の差が認められることから,地方の有力者が私的に営んだものではなく,国家や近江国庁が直接管理した官営の製鉄所であった可能性が高いといえます。また,同時代に行われた紫香楽の宮や国分寺造営などの国家的な大建設事業事業とも深く関係すると推測されます。
日本古代の製鉄技術史上のみならず,古代近江の歴史を解き明かす上でも,極めて貴重な遺跡であるといえるでしょう。』
(下↓に示す看板の説明(草津市教育委員会)より引用) |
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向こうに見えるのは,野路中央交差点です。 |
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